次のステップ

さくじつ、人生で一番の額の現金をかばんにしのばせ、家の購入の契約をしてまいりました。

 

 

福岡から上京して千葉に住み、選んだ駅をミスったか、そこは寝るためだけの街でした。(個人的な感想)

土日はツタヤかダイエーしかなく、まさに昼寝ばかりして夕方になる毎日。

買い物に都心に出るのも片道一時間かかる、これは20代の若者がせっかく東京にいるのにもったいないと思い、都心に引っ越すことを決意したのでした。

家賃があがるのは覚悟、それで時間を得られるのであれば、金で解決できることはしてしまおうという無邪気な発想です。当時は家賃も安く昼寝ばかりでお金に余裕はあったので。

 

最初に住んだ街の反動で、次は都心で誰しも聞いたことのあるネームバリュー第一で探そうと思いました。

三軒茶屋、神楽坂、あとは渋谷新宿へのアクセスを考えて明大前とか。

結局恵比寿にしたのは、街がごちゃごちゃしすぎずかつにぎやかで、住むイメージが出来たとこ。

なんとなくだけど、大橋に似ている気もする。駅に集中して依存する感じがなんとなく。

 

それと角部屋の窓からの景色に一目ぼれした。

東京タワーが見え、六本木ヒルズが見える。

「都心に住んでいる感じ」を求めていたミーハーには満足するものでした。

 

前の家に比べてたくさんの人がうちに来た。立地の変化はこういうところに影響するのがわかった。

とてもよい判断だったと思います。

 

だいぶ満喫しました。この部屋でいろんなことがあり、この街をたくさん歩いた。

次は将来を考え田舎に住みます。

 

 

東京に出てすぐ、「耳をすませば」の舞台の聖蹟桜ヶ丘を訪れたとき、直感的に「ここは将来住む街だ」と興奮して思ったのを覚えている。

家を探すにあたり、関東圏の土地勘・通勤アクセス・地域性とか、選択肢がありすぎて当てがない。どこもかしこも住みやすかったり通勤しやすかったりするんだろうけど、ひとつここと決めるのにはぴんとくるものがない。

 

そこで聖蹟桜ヶ丘を選びました。笑う人もいることでしょう。

ただ家さがしに何度もあの街を訪れていると、川があって丘があって駅前が栄えてるけど自然もあるあの街で暮らすことを想像すると、他の街を考えるより一番穏やかな気持ちになる。

子供を育てるにはあのぐらいの環境がいいなあと、仙台生まれ福岡育ちの地方者は思ってしまう。

 

ゆるりと暮らします。

東京に家を買うのには最後の最後まで抵抗があったけど、あとは勢いです。

中古マンションなので、リフォームをいれてキッチン替えたり照明いじったりフローリング材替えたりしてやるんだ。

転居が8月ごろの予定。

 

未来はわからないものですね。

 

 

きのうは難しい書類に、作りたてのフルネームの実印でぽんぽんぽんぽん判子をおしまくりました。

押印する書類が次々とまわされ、押していくうちにもう自分の目の前の現実の意味がわからなくなるほどです。

そんなイベントをさらっとすませ、あとは走るのみです。

レールは目的地が見えないまま足元のちょい先に敷いていきます。

そのちょい先まで走るのみ、その繰り返しです。

 

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コメント: 2
  • #1

    Jみ (日曜日, 26 5月 2013 09:39)

    はやしくんのそういうとこいいと思う。
    スタート地点いっしょな立場としてはすてきな鏡だわ。
    遊びに行かせてねー

  • #2

    はやし (日曜日, 26 5月 2013 21:06)

    スタート地点て、市川のこと?
    市川市民でさらに東にドライブしたり楽しかったねー
    次は西です。いい感じに住んどくね。